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【メリット】正社員と派遣社員はどっちがいいのか?徹底比較【デメリット】

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samuneiru

こんにちは。派遣社員のマネキです。

私は正社員で働いていた経験と派遣社員で働いていた経験の両方を持っています。正社員で働き続けることに疑問を抱いているという方は少なからずいるのではないでしょうか。私もそのうちの一人で、今回は正社員と派遣社員どちらで働くのが人生を豊かにできるのかという観点で比較をしてみました。

シオン君
シオン君

正社員と派遣社員、自分に合った働き方はどっちなんだろう?

本記事を読むことで自分に合っているのは正社員なのか、派遣社員なのかを知ることができます。

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正社員と派遣社員の違い

正社員と派遣社員の違いについては、簡単に言えば正規雇用か非正規雇用かの違いが主と言えます。正社員は直接雇用されている労働者となりますが、派遣社員は人材派遣会社を通してその企業に派遣されているため、直雇用されているわけではないです。そのため、実際にはその企業で働いてはいるけど、就業企業の社員ではないということになります。

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実際どっちがいいの?両者のメリットとデメリット

では実際、正社員が派遣社員で働くのはどっちの方がいいのかについて、両者のメリットとデメリットを比較していきます。まずは表で両者の特徴について見ていきましょう。

正社員と派遣の比較表
正社員と派遣社員の比較表

初めに1つ前提として、正社員も派遣社員も雇われている会社(派遣なら派遣会社)にもよって異なる部分はあるということはご承知おきください。一般的にこうであると思われるといった観点で記述しています。

働き方改革によって同一労働同一賃金の実現が進められており、交通費は派遣社員であっても支給されるようになりました。これまでは時給に交通費も含まれているというケースも多かったのに対して、現在は交通費は別途支給されます。このように、正社員と派遣社員の格差というのは徐々に少なくなりつつあるというのが現状です。

また、派遣社員でも最近は福利厚生が充実してきており、有給は当然取得できますし、派遣会社によりますが、スキルアップのためのスクールに通うことができる場合もあります。

正社員のほうは福利厚生面に限らず、昇給もほとんどなかったり賞与があってもごくわずかだったり、正直会社によってかなり差がある印象です。一度はいると辞めるのには結構な決意がいるため、会社選びは重要になってきます。

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正社員のメリットとデメリット

高校や大学を卒業したあとの生き方として、大抵の人は正社員で働くことを目指して就職活動を行います。長い人生を生きる上で長期的な収入を見込める正社員で就職するというという選択肢を選ぶ訳ですが、その正社員で働くことのメリットに対してデメリットはどれくらいあるのでしょうか?それぞれを考えて見ました。

正社員で働くメリット

  • よほどのことがなければクビはない

    これはみなさんが最も正社員で働く上でメリットと感じる部分でしょうか?正社員として雇われている以上は簡単にクビにはできません。正当な理由があり、かつ事前に解雇予告をしていない場合は不当解雇になりますから、企業側は従業員の扱いは慎重に行うことになります。
  • 昇給や昇格が見込める

    勤続年数に応じて最低限の昇給はたいての会社にはあると思いますし、スキルや働きぶりも認められればその分昇給・昇格と評価されることもあります。
  • 月給制(もしくは年俸制)

    月給制であることから、休日が多い月で出勤日数が少なくなったとしても給料が減ることはありません。年末年始や夏の夏季休暇期間、GWのある5月など、出勤日数が少なくなる月は多くありますが、毎月同じ額の収入を得られます。
  • 賞与と退職金

    賞与が支給される会社なら年に1回か2回ほどで臨時の収入を得ることができます。退職金も勤続年数に応じて退職時に支給されるので、大きな収入となります。
  • 仕事へのやりがい

    長く仕事をしていればプロジェクトを任されたりと大きな仕事が回ってきたりしますので、そういうものにやりがいを感じて成長できるというシチュエーションが期待できます。

正社員で働くデメリット

  • リストラの可能性も捨てきれない

    今や45歳定年が提言されるなど、正社員が長期雇用安定とは言えないかもしれない時代に突入しつつあります。
  • 転勤の可能性がある

    正社員の総合職で働く場合は転職の可能性も捨てきれません。最近は転勤可否の希望を伝えられるケースも増えてきましたが、断れば出世ルートは絶たれる、なんてこともよく聞く話です。
  • 責任の重さや降格の可能性

    仕事に慣れていくと徐々に責任が重い仕事も任されるようになってきます。人を動かしたり、上の立場に立って仕事をするのはしんどいという人にはかなりのストレスです。また、そういった仕事を任されても失敗すれば降格もありえます。昇格があれば降格もあるのです。
  • 必ずやりたい仕事ができるわけではない

    会社の方針や意向で配属先が決定しますので、ある程度希望は出せるといっても必ず希望が通るわけではないし、目的があって入社した会社でもやりたかった仕事ができるとは限りません。
  • プライベートとの両立が難しい

    上の立場になるにつれて仕事への比重が大きくなっていき、プライベートとの両立が難しくなる傾向にあります。残業や休日出勤が増えたりと、プライベートが犠牲になることも。

と、このようなメリット、デメリットを簡単に説明しましたが、この部分については別の記事で詳細を語っていますので、そちらをご覧ください。

派遣社員のメリットとデメリット

続いて派遣社員です。

派遣で働くメリット

  • 責任が重い作業は基本ない

    派遣社員がプロジェクトの根幹に関わってくることは基本的にはありません。大きな責任の伴う作業が苦手という人向けといえます。
  • 単純作業や補助作業がメイン

    コツコツと進めるルーティンワークをしたい場合は派遣社員を目指すべきでしょう。正社員では最初は補助でも徐々にメインの作業をこなす必要がでてきます。
  • 時給次第では正社員より稼げる

    時給は安いものであれば1,000円ちょっとという仕事もありますが、だいたいは1,300円~1,400円くらいが平均的です。正社員でもフルタイムで働いても手取り15万円未満というような薄給の仕事もありますから、そういう仕事よりは確実に安定して稼ぐことができます。
  • イヤな職場でも3か月耐えれば終わり

    人間関係や仕事内容、残業の多さなどで劣悪な環境だった場合でも、3か月ごとの更新を断ることでその職場から逃げることが可能です。ただ、聞いていた条件と違うという場合は自分の派遣会社の担当者に報告したほうがいいでしょう。しかるべき対応を取ってくれるはずです。
  • 1分単位で残業代がつく

    法律的には1分単位で残業代を付けないと違法となりますが、それを守っていない会社は山ほどあります。正社員だし、月給制だからという理由で残業代は30分単位や1時間単位でつけるという会社は多いです。派遣の場合は1分単位でつく場合が大半だと思います。派遣先と派遣元との契約によりますが、少なくとも私は今のところすべて1分単位のところで就業しています。

派遣で働くデメリット

  • スキルは身に付きづらい

    先ほど述べたとおり、単純作業や補助作業がメインとなるので、新たなスキルを身に付けることは難しいです。ただし、自分のやりたい仕事(を募集している案件)を選べる利点はあるし、元々実務経験のある仕事を選べばそのスキルを磨くことはできます。即戦力を求められているため、新入社員のように一から教育してもらうというようなことは望めません。
  • 賞与・退職金がない

    基本的に賞与や退職金が出る派遣はありません。あっても極稀と思います。ただし、無期雇用派遣の場合は有期派遣よりは賞与がもらえる可能性はあるのかもしれません。退職金に関してはないと思っていたほうがいいでしょう。
  • 祝日が多いと給料が減る

    時給制のため、祝日があるとその分出勤が減るため、給料も減ってしまいます。年末年始なんかは特に休みが多くなる傾向にありますから、結構な収入減です。ただしシフト制の場合は祝日は関係ないため、収入にも影響はありません。
  • 派遣切りに合う可能性

    契約更新をせずに派遣先の企業から契約を打ち切ると通告されるという、いわゆる派遣切りに合う可能性もありますので、雇用の安定性は少なめです。会社の事情により契約更新が難しくなった、必要なくなったという場合に打ち切られるというリスクがあります。

まとめ

以上、正社員と派遣社員のメリットとデメリットを比較してみました。
それぞれ良し悪しはあるにせよ、必ず正社員で働かなくてはいけないという時代でもなくなってきているのかなとは感じています。同一労働同一賃金といった格差の是正で派遣社員も待遇が徐々に良くなりつつあり、正社員にはない魅力というのもたくさんあるのかなと思います。

副業を始めたいという人や、すでに副業をしていてある程度の収入があるという人は、プライベートの時間も確保できる派遣社員がおすすめできます。

また、ストレスフリーで働きたいという人は派遣社員で働くというのも視野に入れると良いですし、今の会社に不満はあるけど今回の比較を見て、「やっぱり正社員のほうがいいな」と感じた人は正社員での転職を目指すのがいいと思います。

転職をするなら転職エージェントにまずは相談することがおすすめです。転職エージェントなら一般求人には載っていない求人の紹介や、面接の日程調整、面接後の双方の感想のヒアリングなどなどを全て代わりに行ってくれますので、会社で働きながら転職活動をするのに適しています。

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