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【逃げよう】今すぐ辞めるべきブラック企業の特徴7選とブラック企業の見極め方

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ブラック企業サムネイル

世の中にはたくさんの企業がありますが、その中にはいわゆるブラック企業と呼ばれる過酷な労働を課す会社も存在します。ブラック企業で働き続けていてはいつか過労死してしまったり、うつ病になってしまう恐れもありますので、今すぐ逃げましょう。
今回はそんな会社で働き続けるといつか『壊れて』しまいますよ、といった会社の特徴を挙げました。また、転職先でも同じような目に遭わないためにも、そういう会社の見抜き方についてもまとめましたのでぜひ最後までご覧下さい。

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今すぐ辞めるべき会社の特徴

本記事では私が今すぐ辞めた方がいいと思う会社、いわゆるブラック企業の特徴についての説明ですが、そもそもブラック企業の定義について、厚生労働省においては定められてはいません。ブラック企業についての特徴については以下のように回答しています。

一般的な特徴として、
① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、
などと言われています。

引用元:「ブラック企業」ってどんな会社なの?|Q&A|確かめよう労働条件:厚生労働省

定義はされていないものの、一般的にみなさんが思い浮かべるイメージの通りですよね。行き過ぎた長時間労働、パワハラ、賃金未払いが代表されますが、この辺りについて詳しく見ていきたいと思います。今すぐ辞めたほうがいい会社の特徴を7つ挙げました。

辞めたいけど、どうしても上司が怖くて言い出せない…という人は退職代行サービスを利用するのも一つの手です。労働組合の退職交渉は違法性もなく、低予算で確実に退職ができるという強みがあります。

辞めたいと思っているけど、退職交渉の際の引き止めにどう対応しようか迷っているという方はこちらの記事をご覧ください。

》退職を申し出た時の6つの引き止め常套句と断り方を紹介【上司の心理】

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1.長時間労働が当たり前になっている

まず1つ目は長時間労働が当たり前になっていて、改善される気配もない会社です。
社畜精神に染まってしまった社員たちは長時間労働、残業まみれの日々を何とも思わなくなっている労働ロボと化しています。社長・上司の奴隷とも言える社員たちにはもう改善させようという気力もなく、問題提起もできない状況です。
定時で帰ろうもんなら同僚や上司たちに「みんなが残ってるのに何帰ろうとしてるの?」とでも言われるのがオチ、残業のない日など存在しないのでしょうか。

こんな会社にいてはいずれ過労死してしまいます。もちろん、何十時間という残業の多さでなくとも、平均20時間を超える時点で私的にはその職場で働くのは推奨できません。ただでさえ8時間労働を週5日もしているのに、そこから一日平均1時間も残業するなんて、豊かな生活とは言えません

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2.サービス残業が多く諸手当てが出ず、有給もとれない

残業続きの女性

2つ目はサービス残業が多いうえに、有給も満足に取れない会社です。
ただでさえ長時間労働でしんどいのに、それがサービス残業なんてことだったら、もうその会社で働く意味なんて一切ないですよね。
いったい何のために働いているのかということを考えるとおのずと答えは出るはずです。私は生きるため金を稼ぐために働いていたため、当時働いていた会社では残業代・休日手当、深夜手当がでなかったのですが、会社の奴隷にはなりたくなかったので退職しました。

有給も、取得した分はすべて消化するのが当然の権利ですから、消化率が50%を切っている時点でブラックです。「有給取得率70%です!」とか誇らしげに言ってる会社も意味不明です。100%にしてから初めて誇ってくれ^^;

3.ボーナス・退職金がない

3つ目はボーナス・退職金がない会社です。
正社員で働くうえでの最大のメリットともいえるボーナスと退職金がないというのは、かなりもったいないと思います。ボーナスは基本給20万でも5か月分支給となれば額面でおよそ100万円になりますから、ボーナスがない会社は今すぐ転職すべきです。退職金も同様です。

4.パワハラ上司がいる

3つ目はパワハラ上司がいる会社です。
罵倒してくる暴言系のパワハラや、根性論を押し付けてくる精神系パワハラなどをする上司がいるとうつ病になってしまう可能性が考えられます。
実際、年々うつ病などの心の病気になってしまう方は増え続けていて、今は元気だという人でも、何がきっかけで心を病んでしまうかはわかりませんから、注意が必要です。

図表1-2-9 こころの病気の患者数の状況(図)
引用元:図表1-2-9 こころの病気の患者数の状況|平成30年版 厚生労働白書 -障害や病気などと向き合い、全ての人が活躍できる社会に-

このように、1990年代からほぼ右肩上がりで上がり続けています。2017年には気分障害の患者の方は約130万人にのぼり、これは一概に仕事の影響だけとは言えませんが、仕事が原因の人が多くを占めていることは予想ができます。
パワハラ上司の特徴と対策についてはこちらの記事にまとめました。

5.常に怒鳴り声が聞こえ、人前で叱られる

5つ目は常に怒鳴り声が聞こえ、誰かしらがいつも人前で叱られている職場です。
先輩や上司が、部下が仕事ができないと部下を叱る職場はよくあります。これを人前でやる会社はすぐに辞めたほうがいいでしょう。人前で怒られている本人は当然屈辱的でしょうし、それを見ている周りの人間もとてもイヤな気分になります。ましてや、その怒り方が怒鳴っているようなものなら最悪です。
怒鳴り声を聞くというのは自分が怒られていなくても怒られているような気分になるし、うるさいし不快だし何一ついいことがありません。人前で怒鳴り散らす上司がいて、それを誰も止めない時点でその会社はブラック企業です。

6.30分前出勤を強制される

6つ目は30分前出勤を強制される職場です。
これ30分という数字に限らずですが、始業前の〇〇分には席に着いとけ、なんて言う会社は確実にブラックでしょう。早く来た分残業代として出してくれるならまだ幾分かマシですが、ブラック企業がそんなことをしてくれるはずもなく、サービス早出残業になる場合がほとんどと思います。
そもそもなんで30分やら1時間も前に出勤する必要があるのかという話です。お前は業務の準備に30分も掛けるのか?と。準備に30分も掛けるなんてそれこそ無能の極みでしょう。

電車の遅延なんてこちらの都合ではないのだからそんなの考慮する必要はないし、5分前に行って荷物おいたりPC立ち上げして、1分前に自席ついとけばいいよね、と思います。どうしても電車の遅延すら許せないならリモートワークさせてください。

7.みなし残業制を採用している

7つ目はみなし残業制の会社です。これを採用している会社は9割5分はブラックです。
みなし残業制とは何か簡単に説明すると、『1か月に〇〇時間残業するとみなして、あらかじめ固定の残業代含んだ形で給料を支給する』制度です。これは残業が〇〇時間に達しなかった場合でも〇〇時間分の残業代は必ずもらえるものなのですが、そもそもそんなことが頻繁に起きる職場ならみなし残業制なんて採用する必要がないですよね。ただ余分に払うだけになるのですから。

当然、30時間の固定残業代と決められている場合は、30時間以上残業すれば超えた分もきっちり払わないといけないのですが、これをしていない会社がとても多いです。
もちろん、ちゃんと法を遵守して運用している会社もあるでしょうが、ネットにあがっている声などを見ても、ちゃんとしている会社は少ないように思います。私が元いた会社では「超えた分は払わないと違法です」と上司に告げると、「え、そうなの?そんな法律ないでしょ。聞いたことない」とすっとぼけていました。

ブラック企業の見極め方

じゃあ、転職するかとなっても次に入る会社もブラック企業な可能性はありますよね。
ということで面接・求人でブラック企業と見極める方法をご紹介します。

ブラック企業の見極め方
  • アットホームな職場と書いてある求人は避ける
  • 固定残業代(みなし残業)制の求人は避ける
  • 良いと思った求人でも企業の情報(口コミ)などはしっかり調べる
  • 面接で思い切って残業や有休のことを聞いてみる

とりあえずアットホームとか社員は家族とか書いてる求人はほぼ確定で地雷です。休日も会社のイベントが多くて休めなかったり、残業が多く激務、ほかにアピールできることがないなど、良いことは基本ありません。
また、先程も述べたように、固定残業代(みなし残業)制の会社では未払いが横行しているので避けたほうが無難です。
上記の特徴があてはまらなかったとしも、ちゃんと元社員や現役社員による口コミは見るようにしましょう。思いもよらぬところにブラックポイントが隠れているかもしれません。

最終的に、面接で思い切って残業は何時間か、有給はちゃんと取れるかといったところを聞くというのはありです。もしそれを聞いたことが理由で落ちたのならブラック確定で、入らずに済んでラッキーだし、面接官がうろたえた様子を見せた場合も何か嘘をついている可能性も考えられます。

また、転職をするなら転職エージェントにまずは相談することがおすすめです。転職エージェントなら一般求人には載っていない求人の紹介や、面接の日程調整、面接後の双方の感想のヒアリングなどなどを全て代わりに行ってくれますので、会社で働きながら転職活動をするのに適しています。

まとめ:自分の身を守るためにもブラックからは逃げよう

以上、ブラック企業の特徴と見極め方の紹介でした。
冒頭でも申し上げた通り、ブラック企業で働き続けることは自分にとって悪影響でしかないので、特別な事情でもない限りはすぐに辞めたほうがいいです。
上司の恫喝などが怖くて言い出せないという場合は上でもご紹介した退職代行を使うのは大いにおすすめです。とにかく低予算というのは若い方にありがたいと思いますし、労働組合なら一般法人のようなトラブルにも見舞われにくいです。

ブラック企業から逃げることは全く恥ではないです。自分自身のためや、家族に心配をかけないためにも少しでも早めに決断しましょう。

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