スプラトゥーン3のサーモンランNEXT WAVEではスプラトゥーン2に引き続き「グリル発進」という特殊な状況が確認されており、サーモンランの中でも屈指の高難易度ステージとして有名です。
本記事では「グリル発進」のクリア率を上げることのできる立ち回りや全ステージのグリルの誘導方法について解説します。
本記事はスプラトゥーン3におけるグリルの攻略記事となっております。
スプラトゥーン2のステージについては解説するかもしれないししないかもしれません。(未定)
グリルについて
グリルは特殊な状況(特殊WAVE)「グリル発進」に登場するオオモノシャケです。
グリルは誰かひとりをロックオンして追いかけ回すという装甲戦車です。
内部に大量のコジャケが乗り込んでいて、グリルから湧き出てくるため、グリルとコジャケと2つの対処が必要になってくる厄介なオオモノです。
背中に尻尾のような弱点部分があり、そこを撃ち続けることで倒せます。
グリル本体から放出されるインクに触れたら1撃でやられてしまいますので、標的となった人は味方を巻き込まずに誘導できるかがポイントとなります。
標的となっている人は赤いレーザーでロックオンされていてわかりやすいですが、2体同時にロックオンされたりもするので、冷静に対処することが求められます。
1体倒すごとに金イクラは5個ドロップします。
グリルが厄介な所、注意すべき点
グリルは装甲から垂れ流されている液体に接触すると即死するため、ロックオンされた人の動き方次第では一瞬でゼンメツする恐れがあります。
誘導方法は後述しますが、ロックオンされた人はとにかく「味方を巻き込まないように注意する」ことが求められますが、各ステージの誘導方法をしっかりと理解していればそれほど難しいことではないでしょう。味方が変な動きをしていればそれは自分のせいではありません。
また、時間経過とともにグリルは同時に2体出現するようになりますが、2体両方からロックオンされてしまった際には2体に挟まれないように注意しましょう。
グリルが違う方向から出現したときに挟まれてしまうと味方も巻き込まれて一気に崩れ、挽回も厳しくなってしまいます。
地味にきつかったコジャケも今作は地味…というか派手にヤバい存在です。
コジャケの量がなんとなく前作より増えているように感じるし、(最大キケン度が上がった影響?)コジャケ自体の攻撃速度も上がっておりデスしやすくなってしまいました。
コジャケを放置しているとグリルどころではなくなるので、ブキ編成的にコジャケを処理しやすいブキ(特にローラー)はひたすらコジャケだけを担当し続けるのがいいでしょう。
あとは金イクラの納品に集中しすぎてグリルの存在に気付かず轢かれてデスしたなんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
常に視野は広くグリルが迫ってきていないかを意識して納品をしましょう。
スプラ3全ステージ誘導方法
それではスプラトゥーン3のサーモンランNWのステージのグリル誘導方法について解説します。
アラマキ砦
アラマキ砦のグリルの戦術、誘導方法は2つあり、一つはロックオンされた人が中央の渦巻き状の塔(高台)の上に行き、それ以外の人は下から攻撃するという戦略です。
グリルが上に上がっていく際にコンテナ方面に背の弱点を見せてくれるので、非常に狙いやすくなります。
ただ、注意したいのは、短射程ブキばかりの編成となっている場合は攻撃を当てるのが難しくなるので、この方法よりも次の戦術の方が有効になります。
また、金イクラが落ちる位置がコンテナから遠くなるので納品に難があります。ノルマ数が多くなれば少しクリアが難しくなる印象です。
二つ目の誘導方法としては、コンテナ横、段差の上に立つという戦術です。
こちらはコンテナに近く納品がしやすい、近づいてきたグリルを段差の上から至近距離で撃てるというメリットがあります。
誘導のポイントとしては、ロックオンされた人はグリルを段差の上にあげないようにしたいです。
坂を上る前にスタン(止める)させることが出来るのがベストですが、コジャケの処理などに追われてどうしても攻撃できないタイミングというのもあると思いますので、グリルの動きにしっかり注視しておきましょう。
ムニ・エール海洋発電所
ムニ・エール海洋発電所は↑の画像の位置がベストと思います。
ロックオンされた人が意識すべき点は、金網の下を通らせるように誘導したいです。金網下を通るように誘導させることによって、最短ルートを通ってくれます。
干潮反対側の奥の通路を通らせてしまうと単純に時間ロスになってノルマに足りなくなります。
金網下を通り過ぎたら画像の位置の角に立ってグリルを攻撃しましょう。
もしコンテナ前で倒せなくても、画像の位置の曲がり角でグリルは減速するためここでスタンさせやすいです。
集合位置としては干潮側の二つの高台に2人ずつわかれて立つのもいいですが、その場合はロックオンされたときにちゃんと下から誘導できるように注意したいです。
シェケナダム
シェケナダムについてはとてもわかりやすく、この場所一択でしょう。
コンテナに真横にある高台で、ルート的にもどこを通ってくるかが見えやすいし、金イクラの回収も非常に簡単です。
干潮側・桟橋側から来たグリルは高台で待機していれば画像1の場所を必ず通りますので、画像2の位置に来たときに一斉に攻撃するというのが定石です。
唯一注意すべきなのは金網側のルートから来るグリルですが、金網側から来た場合は一度高台から降りて画像2の位置まで一旦誘導して、高台に戻るようにすればOKです。
ロックオンされた人は絶対にグリルを高台の坂を上らせないようにすることを意識しましょう。
高台まで侵攻されれば一気にゼンメツしてしまう可能性があります。
難破船ドン・ブラコ
ドンブラコは左から来る場合と右から来る場合で誘導方法が異なりますが、基本の立ち位置は画像2の場所になります。
左から来た場合はまず画像1の金網手前くらいの位置に立って、グリルが画像2の場所(段差下の角)に来たら段差上に移動すると尻尾をこちらに見せてくれるので攻撃します。
右側から来た場合は簡単で、画像3の位置の時点でもう段差の上に立って大丈夫です。
逆にあまり引き寄せすぎるとコンテナの方に行ってしまいますので、早めに段差上に移動することが重要です。
基本的には上記の誘導方法が野良では最も安定しますが、どうしてもコンテナから距離があるのでノルマが多くなってくると納品がギリギリになりがちです。
そういった場合は以下の誘導方法が有効になります。
まずターゲットの人(ロックオンされた人)は青い丸の位置に立ってグリルをコンテナ横まで誘導します。
それ以外の人たちは赤い丸の位置に立ってグリルを背中から弱点を攻撃してスタンさせます。
スタンしたらターゲットになっている人も一緒に攻撃して倒すという流れです。
ただ、注意点としてはグリルをスタンさせるまでは攻撃する人が3人になってしまうのでターゲットになった人が高火力ブキを持っていた場合、倒すのに時間がかかってしまうという点です。
また、コンテナ周りにグリルを入れてしまう時点でグリルが2体に増えたときに誘導が難しくなる場合もあるので、野良マッチングでは安定感に欠ける誘導方法かもしれません。
ですので、基本的には先に紹介したやり方で行くのが望ましいかと思っています。
対グリル 有効なスペシャル
グリルに対して有効なスペシャルをまとめます。一応全スペシャルについて解説していますので、使用タイミングなど参考にしてください。
メガホンレーザー5.1ch
グリルに対して非常に有効で、特に動いている最中でもしっかり自動追尾してくれて2体同時出現中でも両方ともスタンさせてくれます。
少々雲行きが怪しくなった時などにとりあえず発動させておけば状況を好転させることができます。
ジェットパック
動いている最中のグリルに対しては少々直撃を狙うのが難しいですが、スタンしているグリルに対しては非常に有効です。
空中から攻撃ができるためコジャケにちょっかい出される心配もないし、一発の威力も大きく倒しやすくなります。
一応、動いている最中でも2体ともターゲットが自分になっている場合は引き付けて時間稼ぎをしたりということもできます。
カニタンク
誘導がしっかりとできている場合でないのならグリルが動いている最中はあまり使用を推奨できません。
そもそも誘導がしっかりと出来ていればスペシャルは使用しなくてもクリアできたりしますので、あまりカニタンクはグリル向きではないと思いますが、スタン状態であればZRの連射で素早く倒すことができます。
終盤のノルマに足りなさそうなときなどに有効でしょうか。
一応転がりでコジャケ処理はできますが、そこまで効率的ではないし丸まったガード状態でもグリルに轢かれたら即死ですから、コジャケのためだけに使用するのはオススメではないです。
ただ、味方が複数デスしてて救出目的なら悪くないかも?
ナイスダマ
動いているグリルにもスタンしているグリルにも非常に有効で、うまくいけばダメージゼロの状態から2体まとめて倒すことができます。
グリルはスタンした状態になると弱点が全方位に増えて、その状態であればすべての弱点部それぞれに判定がありダメージを稼ぎやすくなる仕様がありそうで、ナイスダマ、トリプルトルネードなどの渦状に広がる攻撃だと効率的にダメージを与えられそうです。
グリルがちょうどナイスダマの中央部に来るように撃てば一撃となるのですが、少しでもずれるとHPが残ってしまいますので、少し投げる位置の調整が難しいですが、それでも十分強力で有効なスペシャルです。
トリプルトルネード
ナイスダマと同様に、弱点部をまとめて攻撃できるため効率的にダメージを与えられます。
トルネードは投げてから発動までに少しだけ時間が空くので、グリルの移動先を考えて打つ必要はあるでしょう。
3発すべて上手く当てることが出来れば倒すことが出来ますので、2体まとめて倒したい場合はちょうど2体の距離が近い時に発動するといいです。
ホップソナー
ホップソナーはグリルに対しては一切効果がありませんが、コジャケ掃討にとても有効です。
コジャケはとても厄介な存在ですからまとめてコジャケを掃除できる点では強いスペシャルなので、コジャケが増えてきて処理が追い付いてないように感じたらホップソナーを置きたいです。
グリルの液にホップソナーが接触すると破壊されるのでその点は注意が必要です。
サメライド
威力は強いものの、事故死の危険性があり使いどころが難しいスペシャルです。
グリルをすり抜けることは可能ですが、距離や発動タイミングを見誤ってグリルの真下で発動してしまうとデスしてしまいます。
動いている最中のグリルに使用するというよりは、終盤のノルマ到達が危ぶまれるような状況で即座に倒したいというようなときにスタンしたグリルに対して撃っていくのがよさそうです。
セミ行為について、有効か否か
グリルにおいてセミ行為、いわゆる壁にイカ状態で張り付きつづけるというものが有効かどうかについてですが、結論から言うと有効ではありません。
グリル発進ではロックオンされた人が壁に張り付いてグリルをくぎ付けにし、全く移動しない隙だらけの状態のグリルを味方に攻撃してもらうという使い方になると思いますが、これをしてしまうと単純にグリルはもちろんコジャケの処理も遅れることとなり、戦況が悪化する可能性の方が高いです。(特にコジャケを放置してはいけない)
グリルはHPが高いのでできれば全員で攻撃したく、一人でも欠けてしまうと2体目が来たときに処理しきれなくなります。
そもそもグリルは壁前で数秒静止するとターゲットを変えるので、長時間セミをしても何の意味もなさないということです。(一応セミ中に左右に移動を繰り返すとタゲを維持できることも)
2つのグリルのターゲットがついた際に、コンテナ周りに金イクラが多数落ちていて味方に納品をしてもらいたい場合は、コンテナから遠い場所へグリルを連れていくと良いです。
セミをするとターゲットが他の人に代わってしまい目的が果たせませんし、コンテナ近くでやってもグリルが邪魔で納品がはかどりません。
とにかくグリル攻略においてセミ行為は基本的に一切不要です。
そんなことをするよりも、もしグリルに攻撃しないとしてもちゃんと誘導をしてコジャケの処理をした方が圧倒的に味方が楽になります。
まとめ
以上、グリルに関する攻略情報について詳しく解説してみました。
グリルは今までも難しい部類のイベントでしたが、今作はコジャケがさらに厄介な存在となりより難しさも増したといえるでしょう。
野良マッチングでクリアするためにはやはり誘導方法を学んでいく必要があると思います。
グリルを上手く誘導して攻撃しやすくし、素早く対処していきましょう。
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