2025年6月26日、マリオカートワールドの更新データVer. 1.1.2が配信されました。
その更新内容の一つに「VSレース」や通信対戦のレースに関する調整が入りましたが、これが賛否両論でユーザーの中で波紋が広がっています。
この記事では、マリオカートワールドの更新データVer. 1.1.2についてまとめます。
動画版をYouTubeに投稿していますので、文字読むのめんどくさいわという人は↓を見てください。
レース映像付きなので、上位の取り方を参考にしたい方も是非。
マリオカートワールド 更新データVer. 1.1.2について

マリオカートワールドの更新データVer. 1.1.2は2025年6月25日に配信されました。
更新内容は以下の通りです。
全般
- 「VSレース」や通信対戦のレースで、次のコースを選ぶとき、「おまかせ」で抽選されるコースを調整しました。
不具合の修正
- 「インターネットで」の「サバイバル」で、レート変動の表示が正しくないことがある問題を、再度修正しました。
- 「ディノディノジャングル」で、コースアウトしたあと、すぐに復帰できないことがある問題を修正しました。
- 「おばけシネマ」のゴール近くで、キラーに変身しているとき、壁に当たり続けることがある問題を修正しました。
3点の不具合修正&一つの調整が実施されています。
この全般の部分の内容がかなり一部のユーザーからの波紋を呼んでいるという状況です。
マリオカートワールド 通信対戦が改悪?

更新データVer. 1.1.2の更新内容「全般」で、「VSレース」や通信対戦のレースで、次のコースを選ぶとき、「おまかせ」で抽選されるコースを調整と記載があります。
これはどういうことかというと、通信対戦で「おまかせ」を選ぶと、これまでは3周走るコースが必ず選ばれていました。
それがこのアプデによって「おまかせ」からコース間の道中を走る、セクションコースが出るようになったということです。
この変更で中級者から上級者のユーザーは悲しみに暮れているというか、私はそうなってしまったかぁ…と思いますね。
中級者以上のユーザーは圧倒的におまかせを選ぶ人が多かったですからね。
ここからは、改善なのか、改悪なのかについて考えていきます。
改善ととらえる場合(肯定的な意見)
もし今回のアプデが改善であるというなら、という部分の肯定的な意見を考えていきます。
- 道中が楽しいと思っている人もいる
- 任天堂は道中を走らせたい=本当のこのゲームの楽しさはコース間の道中である
- 様々な道を走れるので飽きがこない
まず、当然ですが、コース間の道中の移動が楽しいと思っている人もたくさんいるはずです。
そのため、そういう人からすればこれは改善のアプデです。
おまかせから選ばれてしまったら、道中を走れないですからね。
次に、このような仕様変更をしてきたということは、任天堂は道中を走らせたいという風に考えられます。
それはつまり、このゲームの本当の面白さはコース間の道中であるのかもしれません。
率直に言って私は直線を走るだけでヒマに感じると思っていますが。(小声)
せっかく作りこんだ道中、不評で誰も選んでくれないとか悔しいじゃないですかマインドの可能性もあるかもしれません。
ですが、任天堂がユーザーの意見を無視するはずはないので、そんなことはないでしょう。
我々が勝手に不評だと思い込んでるだけで、実は相当数からは好評なシステムな可能性もありますよね。
だから道走れ道を!
そして、マリオカートワールドのコース数は32コースとやや少ないのですが、道中を含めると実質100パターン以上ありますよと、開発者の方が発売前インタビューで語っていました。
つまり、道中コース選ばれた方が飽きにくくなるはずですよね。
当然、32と100を比べたら、100を回し続けたほうが長く遊べると踏んだのでしょう。
改悪ととらえる場合(否定的な意見)
次に、改悪ととらえるなら、という部分の否定的な意見を考えていきます。
- 道中のセクションコースを走るのはサバイバルモードが役割を担っているはず
- 単純に道中つまらない
- タイムアタックで練習した成果を発揮しにくい
まず、道中のセクションコースを走るというのはサバイバルモードがその役割を担っているという考え方。
これはまさにその通りのはずで、サバイバルモードは複数のコースを移動しながら走っていくモードです。
道中を絶対に走らないといけないモードなわけで、道中を走りたい人はこっちをやっていればいいのではないでしょうか。
もちろん、「新しいマリオカートは道中を走るのが目玉要素です!」というのならそれはそう従うのしかないのかもしれませんが、不満が出ても仕方ないこともであるでしょう。
次に、単純に道中がつまらないので不満が出ているという点です。
大半はここなのかなと思っていますが、道中はこれまでのマリオカートと違ってほぼ直線を走るのみなので、面白くないと感じる人が多くても不思議ではありません。
一応道中にお邪魔キャラを配置したり、ダッシュボードを多めに配置したりと飽きさせないような工夫はされていますが、それでもちょっとイマイチ…。
そして、道中コースはタイムアタックでの練習ができないし、反対に3周走るコースはタイムアタックで練習した成果が出しやすいということです。
上級者は日々タイムアタックをして上手くなる努力をしていますから、それを実践でも発揮していきたいですよね。
でも道中コースは通常のコースを走れるのは最後の1ラップだけ…。
普段の練習が生きないんですよね。
結局改悪なのか?

結局のところ、改悪なのか、改善なのかはわかりませんが、私はちょっと悲しいかなという感想です。
ただでさえ、道中コースは普段は選ばないようにしていたところを、おまかせからも出るようにされたのは残念かな。
まあせっかくめちゃくちゃ作りこんだんだからやってほしいという任天堂側の意図もわかりますが、ユーザーに寄り添う所も見せてほしいかも…。
もちろん改善だよっていう意見も理解できますし、100%改悪とは言いません。
ただ、おまかせは唯一の「3周コースの選択肢」として残しておいてほしかった…。
よって、改悪とまではいわないけど、このままの仕様を長期的に継続はしてほしくないというのが私の意見です。
まとめ:とりあえず今は与えられた環境で遊ぼう
以上です。
今回はマリオカートワールドのアプデによる仕様変更について話しました。
ユーザー側は仕様変更に従うほかありませんから、今はこの環境で遊んでいくしかないですね。
改悪と感じる人もいるかもしれませんが、この先ずっとそうとは限らないので、とりあえず今はまたさらなる改善が行われることを信じて待ちましょう。
マリオカートワールドをまだ持っていないという人はぜひ遊んでみてください。これまでのマリオカートシリーズとは違った面白さにあふれているので、楽しめること間違いなしです!
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