実況パワフルプロ野球2024-2025のペナントモードにおいて、選手の状態・ステータス部分に「成績不振で調整中」という文言が表示されることがあります。
これは文字通り、成績不振の状態になっており、本来の状態に戻そうとしている最中ということですが、それが実際にプレイにどういった影響を及ぼすのか、イマイチわかりづらい部分もあるかと思います。
そこで、この記事では、「成績不振で調整中」について深掘りしていき、どういった現象や効果となっているのか、スランプとの違いと対処法について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeに動画版をアップしているので、文字読むの面倒だよって人はコチラをご覧ください。
【ペナント】成績不振で調整中とは?

まず、「成績不振で調整中」とは、何なのかについて説明します。
これは、ペナントモードにおいて発生する選手の状態・ステータスのことで、1軍・2軍入れ替えの画面や起用法設定の画面、試合に入る際のスタメン設定などの画面で、右上の能力表示の2ページ目に表示される文言です。
確認方法は、能力表示部分を切り替えて2ページ目に遷移させることです。能力表示の部分は表示する情報の切り替えが可能で、プレイステーションの場合はタッチパッドを押すことでページが進みます。
ここの2ページ目には年齢やプロ年数が表示されていますが、一番下の空白部分に選手の状態を示す文言が表示されるケースがあります。
具体的には、この記事で紹介している「成績不振で調整中」のほかに、「スランプ」「疲労蓄積」などがあります。
どんな現象・効果?デメリットについて
この「成績不振で調整中」は非常に厄介な存在で、どういった現象かというと、選手の調子が普通以上に上がらなくなるというものです。
つまり、ずっと不調と絶不調を行き来しつづけるので、常に能力にデバフがかかった状態で試合に出場することになります。
スランプとまではいかないけど、「成績不振」なので実質的にはスランプの一歩手前くらいでずっと調子が上がらない状態が続くというイメージです。
現実のプロ野球においても、例年より成績が低くこれまで通りのパフォーマンスを発揮できていない選手が見られますね。
そういった不振にあえぐ選手を再現したのがこの「成績不振で調整中」なのだと思っています。
「成績不振で調整中」は一生続くわけではなく、一定期間が過ぎればステータスが「成績不振からの調整明け」に変化して、調子も普通以上に上がるようになります。
こちらの詳しい調整からの脱出方法については後述します。
「成績不振で調整中」の発生条件
「成績不振で調整中」の詳細な発生条件はゲーム内はもちろん、攻略本にも情報が載っていないので全く不明です。
プレイをしているうえでの推測ではありますが、筆者が考える発生条件は、能力から想定されるような成績を残せていない場合に発生すると思っています。
例えば、ミートCパワーAの能力の選手がいたとして、期待する成績は打率がおよそ2割8分~3割前後くらい、本塁打は25~35本前後あたりです。
これを大きく下回るようであれば、成績不振とみなされて、調子が上がらなくなってしまうのかと。本塁打に関しては短期的な成績で判別できるものではないので、ほとんどは打率で判定されているのかなと感じます。
具体的には、ミートがD以上ある選手なのに、1割台から2割台前半の成績をウロウロしていると発生するイメージがあります。
これに関しては、調子が上がらなくなって成績が落ちるのが先か、成績が低いから調子が上がらなくなるのかについては不明ですが、だいたい条件はこんな感じかなと推測しています。
(どっちが先かは別に深く考える必要はなさそう)
なので、基本的には成績不振になるのは「一定以上の能力の選手」と考えられます。
ミートFパワーFの選手が2割0分前後しか打てなかったとして、「成績不振です」「調子が悪くてこの成績でとどまっています」なんて言われても説得力がないし、それが実力だよねと言う話になるためです。
ただし、能力が極端に低い選手であっても発生しないことはないですし、ミートB~Aほどある能力が高い選手(たとえSB・近藤選手や、イチロー選手であっても)においても成績不振は発生します。
そういう部分で考えると、「能力に見合ってない成績」という意味ではなく、単純に成績低すぎるから、という意味で付与されるステータスなのかなと。
ただし、ペナントは脳内補完して楽しむゲームなので、この見出し内の最初に挙げた考え方で自分を納得させています。
「成績不振で調整中」と「スランプ」の違い

「成績不振で調整中」(以下、成績不振と表記)と似たような状態として「スランプ」が挙げられます。
成績不振とスランプの違いについては、単純に能力の落ち幅が異なるという点です。
前述の通り、成績不振はスランプの一歩手前くらいの状態で、スランプまではいかないけど調子が上がらない状態なので、選手が苦しんでいるという点では同じです。
スランプは絶不調よりもさらに能力が落ちるので、能力の下がり幅でいえばスランプが上となります。
しかし、単純にスランプの方が悪い状態ともいえないほど、成績不振は厄介な状態なのです。
成績不振に入ると長期間調整中の状態が続いてしまい、なかなか脱却できません。
スランプは運が良ければ数日で脱出できることもあります。
成績不振とスランプの違いを改めて表に直すと以下のようになります。
成績不振で調整中 | スランプ | |
---|---|---|
不調期間の長さ | 1ヵ月~数か月 | 数日から1ヵ月程度 |
能力の落ち具合 | 比較的緩い | 大きい |
この辺りが成績不振とスランプの主な違いとなります。
実はスランプよりもヤバイ?絶対放置してはいけない理由

「成績不振で調整中」(以下、成績不振と表記)は、実はスランプよりもヤバイ状態であると個人的には感じています。
筆者が考える、スランプを上回るほど厄介な成績不振のデメリットは以下の2点です。
- 見た目でわかりづらいので気づかないことがある
- 調子が不調と絶不調にしかならない時期が長期間続く
スランプは調子そのものが変化するので見た目からしてわかりやすく、日程スキップ中にもスランプになったという通知が表示されるのですぐに気付けます。
しかし、成績不振の場合は通知がされるわけでもなく、調子アイコンが専用のものに変化するわけでもないので、注意深く見ておく必要があります。
つまり、気付かないうちに成績不振になっていて、試合を進め続ける恐れがあるということです。
さらに、先の項目でも説明した通り、スランプは運が良ければすぐに脱出できるものであるのに対し、成績不振は数週間から数か月もその状態が続くことがあります。
期間だけで言えば成績不振の方が長く、その間ずっと成績も上がってこないことがほとんどなので、長期的目線で見れば成績不振の方が成績に与える影響は大きいと感じています。
「成績不振で調整中」の対策方法

「成績不振で調整中」(以下、成績不振と表記)になった選手は、試合に出し続けても基本的にはまず状態は上がってこないので、何かしらの対策を講じていかなければいけません。
具体的には、2軍に落とす一択です。
成績不振になったらもうすぐに2軍に落としましょう。それ以外ないと思われます。
1軍で出し続けても調整明けになることはもちろんありますが、その間ずっと成績を悪化させつづけ、チームの足を引っ張り続ける存在になるので、おすすめはしません。
単純に通算成績も悪化していくし、メリットがないです。
2軍に落とせば、だいたい1ヵ月くらいでステータスが「成績不振からの調整明け」に変化します。(それより長いケース、短いケースもあり)
こうなれば調子も普通以上に上がるようになるので、通常のパフォーマンスを発揮できるようになります。
有効な特殊能力
成績不振は「こうすれば未然に防げる」という対策法はないのですが、1つだけなりづらくできると思われる特殊能力があります。
それは、「調子安定」です。
調子安定は絶不調・不調時の能力の下がり幅が緩和されるため、ペナントにおいては非常に有用な能力となっています。
成績不振に陥る原因の一つとして、成績が安定しないことが挙げられると思われるため、調子に左右されにくく、安定した成績を残せる選手は成績不振になりにくいです。
また、もし調子安定を持っているのに成績不振になってしまったという場合でも、能力の下がり幅が緩和されるため、他の選手よりも影響度が低くなります。
そういった意味でも調子安定は強い特殊能力です。
「成績不振で調整中」が発生しやすい選手の特徴

「成績不振で調整中」(以下、成績不振と表記)が発生しやすい選手の特徴というのもあります。
そもそも、ミートFパワーFの選手は元々能力が低いので、「不振で下振れてます」なんて言われても、「それが実力でしょ」で済む話と前述した通り、能力が低い選手は基本的に発生しません。
ではどういった選手に発生しやすいかというと、野手ならミートD~C、パワーD前後くらいの選手に多いイメージです。
ミートD・パワーD前後の選手は成績を残せないケースというのが結構あって、実在選手で言えば、阪神・中野選手、巨人・吉川選手、巨人・岸田選手、巨人・坂本選手、SB・今宮選手などで、これらの選手は必ずと言っていいほど成績不振になってしまいます。
そして、これらの選手に共通しているのが特殊能力があまり強くないという点です。
ペナントは特能ゲーと言われるほど特殊能力が重要で、強い特殊能力を持っていないと、基礎能力が高くても活躍できません。
それが当てはまって、「ミートDなら打率.260~.280くらいは打つでしょ」と想定されている中、それを大きく下回るので成績不振になるという流れと思っています。
投手の場合は、コントロールが低く、速球型(本格派)の投手は成績不振になりやすいイメージです。例えば、実績がない助っ人投手や、西武・今井投手などが挙げられます。
今井投手は総合的な能力はかなり高いものの、コントロールが低めなのでいい成績を残すときと成績不振になるときで極端です。
また、ペナントは投手に関しては軟投派が最も強いため、そういう部分も影響していそうです。
(ただし例外として、西武・平良投手は高確率で無双する、特能がクソ強いから。)
さらに言えば、調子極端を持っている選手は成績不振に確率もかなり高いです。
調子安定の強さについて述べましたが、反対に調子極端はペナントと相性最悪で、結構凶悪な部類に入る特殊能力です。
これらの特徴を持つ選手は下振れる場合が結構多いので、積極的には使わない方がいいかもしれません。もしくは、注意深くチェックして成績不振になったらすぐ落とす、などをしましょう。
まとめ:成績不振で調整中は凶悪なので絶対放置せず対処しよう
以上です。
この記事ではペナントの成績不振について解説しました。
下手すればスランプよりも凶悪なものとなっていて、絶対に放置せずに対処すべき状態です。
スランプってものがあるのに、さらにもう一つほとんど同じようなステータスを追加して、さらに非常にわかりづらい仕様というのはどうかと思いますが、少なくともこちらはスランプと違って設定でオフにできるものではないため、対策は必須となります。
この記事を参考に、対処法など実践していただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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