Nintendo Switch2用ソフト『マリオカート ワールド』では、2025年8月24日に更新データVer.1.3.0が配信されました。
前回アップデートでは、3周制コースが選ばれる可能性を上げたといいつつ、対して上がってないという所で、逆に炎上してしまった感がありましたが、今回も3周コースに関して同じような内容が含まれています。
さらに、それ以外にうれしいバランス調整も多数含まれているので、見どころが多いアップデートとなっております。
この記事では、更新データVer.1.3.0の内容を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeにて動画版も投稿しているので、ぜひこちらも見ていただければ嬉しいです。
マリオカート ワールド 更新データVer. 1.3.0を配信

任天堂は、2025年9月24日にマリオカートワールド5度目のアップデートを実施しました。
今回のアップデートの内容はバランス調整や不具合調整など、ユーザーにとっては嬉しい内容も多くなっています。
前回アップデートが2025年7月25日だったので、約一ヶ月ぶりの更新です。
現在ちょうど月に1回、月末に配信しているので、今後もこのようなスケジュールになっていきそうです。
前回アプデに関しての詳細は以下の記事をご覧ください。
【マリオカート ワールド 更新データVer. 1.3.0】全般

では今回のアプデ内容の中身を見ていきましょう。
まずは全般部分で、以下の内容になっています。
全般
- 「インターネットで」「1人」の「フレンド」から、「サバイバル」を遊んでいるフレンドに合流できるようにしました。
- 「インターネットで」の「レース」「サバイバル」「バトル」で遊んでいるフレンドに合流しようとして満員だったとき、最大2名まで、フリーランをしながら待てるようにしました。
- 「フリーラン」のマップに、踏んだPスイッチや取得したピーチメダルの位置を表示するようにしました。
- ※マップからPスイッチを選んで、Pスイッチの近くまで移動できます。
- 「フリーラン」のUFOで、吸い込んだキャラクターに変身できるようにしました。
- ※「コントローラーの設定」で、「ダッシュフード」を「変身しない」にしていると変身しません。
- 「フリーラン」で、UFOに出会いやすくしました。
- 「フリーラン」で、一部のピーチメダルの出現条件を調整しました。
- 通信対戦の「サバイバル」や「ふうせんバトル」で観戦しているとき、Joy-ConやJoy-Con 2 を横持ちしていても、誰を見るか選べるようにしました。
- アイテムボックスが誰かに取られてから、次に復活するまでの時間を短くしました。
- レースでスピンやクラッシュをしたあとの無敵時間を長くしました。
- 他のライバルを上から踏んだときのジャンプ力を弱めました。
- 通信対戦の「サバイバル」や「ふうせんバトル」で、途中でFINISHになってから観戦が始まるまでの時間を短くしました。
- 「ローカル通信で」や「LAN プレイ」の「サバイバル」で、中間ゲートを通過してから順位が表示されるまでの時間を短くしました。
- 「VS レース」および通信対戦のレースで、次のコースを選ぶとき、周回制のコースが選択肢に出る頻度をさらに増やしました。
出典:https://support.nintendo.com/jp/switch2/software_support/aaaaa/130/index.html
こちら非常に多く長いので以下に要約してまとめました。
ルール・設定に関する部分の変更や追加
- 「サバイバル」を遊んでいるフレンドに合流できるようになった
- フレンドに合流しようとして満員だったときに、2人までの待機枠が追加された
- 「フリーラン」で踏んだPスイッチや取得済みピーチメダルが表示されるようになった
※マップからPスイッチを選んで、移動可能 - 「フリーラン」のUFOで、吸い込んだキャラクターに変身できるようになった
→UFOの出現確率もアップ - 「フリーラン」で、一部のピーチメダルの出現条件を調整
- 通信対戦の観戦中、Joy-ConやJoy-Con 2の横持ち中でも見る人を選べるようになった
- 通信対戦の「サバイバル」「ふうせんバトル」で、途中で終了してから観戦が始まるまでの時間を短縮
- 「ローカル通信で」「LAN プレイ」の「サバイバル」で、ゲート通過後の順位表示までの時間を短縮
- 「VS レース」および通信対戦のレースで、周回制のコースが選択肢に出る頻度をさらにアップ
すべてを解説はしませんが、フレンド合流の待機枠が設けられたことによって、24人ちゃんと集まってる部屋に入りやすくなったというような声があがっています。
これはアプデ直後だから単純に人が増えているだけでそう感じてるのかもしれませんが、もし継続して24人で対戦しやすくなったのなら、通信対戦自体が明確に改善されたといっていいでしょう。
(ただ、本来レート戦でフレンド合流できること自体おかしな仕様なはずなので、合流可能な通信対戦部屋と、できないレート戦で部屋を完全に分けてほしい所…)
フリーラン関連も地味にうれしい修正がいくつかあり、「最初からその仕様であってほしかった」という所ではありますが、取得済みやクリア済みのメダル等が見えるようになったと。
これで集めるモチベが増えたという人も多いかもしれません。
また、UFOでその辺にいるキャラを吸い込めば、そのキャラに変身できる=そのキャラをプレイアブルで解放できるということになるので、これまでのようにカメックの変身で入手するという苦行をしなくても良いということになります。実際、UFOがどのくらいの頻度で出るかに寄りますが、これはキャラ集めがだいぶ楽になったのではないでしょうか。
バランス調整
- アイテムボックスの復活時間短縮
- 無敵時間延長
- 他のライバルを上から踏んだときのジャンプ力弱体化
- 次のコースを選ぶとき、周回制のコースが選択肢に出る頻度をさらに増加
今回のアプデのメイン部分です。
これは非常にいい修正ですね。
アイテムボックスの復活時間の短縮ですが、これはそもそも前作8DXでアプデされるごとに短くなっていっていたところ、ワールドになってから何故かまたもとに戻って、8DXの最終版よりも復活時間が長くなっていたんですよね。
8DXやっていた人からしたらまた昔の感覚に慣れないといけなくなって、アイテム取り逃すことも増えたしで非常にストレスだったわけです。
しかも、今作24人対戦ですから、人数増えたのに復活時間長くなってアイテム取りづらくなっていたのですよ。普通に意味わからないでしょう。
これが修正されたというのは非常にいいことです。ユーザーの声を聴いてくれる任天堂は神です。
無敵時間の延長も、望んでいた人は多いと思います。
今作、なぜか攻撃アイテムが前作よりも何個も増えていて、24人対戦なので攻撃アイテムが飛んでくる頻度も激増しています。
なので被弾する確率も格段に上がっているわけですが、それなのに無敵時間は前作よりも減らされるという任天堂は悪魔かと言いたくなるような仕様だったのですが、これがようやく修正されました。
体感ストレスは多少減ったかなという印象です。あとは、被弾後の硬直でスピンしてフラフラするのをなくしてもらえれば…。坂になってる場所で被弾したら確定で落下するんですよ…。
次、踏みジャンプの弱体化ですね。
今作から追加された誰も得しない謎過ぎる新要素ですが、これも弱くするという形で修正が入りました。
以前まではちょっと接触しただけで意味不明なくらい吹っ飛んでコース外に落下して詰むというケースにわりと出くわしておりストレスを感じていました。
今回から、かなり踏みの際の跳躍力が少なくなっていて、これなら理不尽なコースアウトも防げるのかなという印象。いっそ廃止してくれていいくらいでですが‥‥。
また、周回制コースの頻度がさらに増えたということで、前回はほぼ変わってないくらいの変わりようで軽く炎上していましたが、今回はちゃんと増えていると思います。
3回に1回くらいは出るようになった印象です。2回に1回出るという人もいるくらいですし、ようやく道ばかりのレースから少しずつコースを走るレースに戻っていけそうです。
この調子だと、そのうち確定で周回コースが出るようにはなるんじゃないかなと感じています。
【マリオカート ワールド 更新データVer. 1.3.0】不具合修正

不具合の修正
- グランプリ」「サバイバル」「VS レース」で、ゴールしたあとにCPUの順位が下がることがある問題を修正しました。
- 「インターネットで」の「サバイバル」で、結果画面で他のユーザーのレートが0に見えることがある問題を修正しました。
- 通信対戦で、トゲゾーこうらが1位のプレイヤーを通過することがある問題を修正しました。
- トゲゾーこうらに当たったとき、後ろに大きく吹き飛ぶことがある問題を修正しました。
- サンダーに当たったとき、アイテムスロットの2つ目のアイテムが消滅しないことがある問題を修正しました。
- 空中で柱の根元に当たったとき、大きくジャンプすることがある問題を修正しました。
- 水上でウォールランしたとき、ウォールランの動作が不安定になることがある問題を修正しました。
- 川を上りながらミニジャンプしたとき、着水後に強く流されることがある問題を修正しました。
- 道路を走っている車に当たったとき、地面をすり抜けることがある問題を修正しました。
- 「フリーラン」でトレーラーから降りたあと、正しく土管に入れないことがある問題を修正しました。
- 「インターネットで」の「ふうせんバトル」で観戦したあと、結果画面が乱れることがある問題を修正しました。
- 「インターネットで」のフリーランで土管から出たあと、コースを選ぶ画面に進まないことがある問題を修正しました。
- 「アイスビルディング」でキラーを使用したとき、壁をすり抜けることがある問題を修正しました。
- 「キラーシップ」から「ヘイホーカーニバル」へ向かうレースで、スタートするとき壁に引っかかることがある問題を修正しました。
- 「クッパキャッスル」でキラーを使用したとき、壁に引っかかることがある問題を修正しました。
- 「プクプクフォールズ」で「ハンドルアシスト」をONにしていると、取りづらいアイテムボックスがある問題を修正しました。
- サバイバルの「トゲゾーラリー」で、地面に埋まったアイテムボックスがある問題を修正しました。
- その他、ゲームを快適に遊んでいただけるよう、いくつかの問題を修正しました。
出典:https://support.nintendo.com/jp/switch2/software_support/aaaaa/130/index.html
今回も不具合修正が大量に来ています。
全ては紹介しませんが、トゲゾーこうらが1位のプレイヤーを通過する問題は結構遭遇している人は多かったようです。
ラグの問題なのかわかりませんが、1位が得過ぎるのでこれは修正されるべきでしょう。
その他のバグ修正もありますので、上記より確認ください。
まとめ:やはり任天堂はユーザーファースト
以上、マリオカートワールドのアップデート情報をまとめました。
前回のアプデは不評でしたが、今回のアプデは明確に改善されたという要素がいくつもあるので、良アプデと言っていいでしょう。
特にアイテムの取り逃しが無くなったのと踏みジャンプの修正が非常に大きいです。もちろん3周が出やすくなったのもメチャクチャデカいけどね。
ただ、反面、アイテム取り逃しが減ったことによって、攻撃アイテムが飛び交う展開というのも確実に増えたわけで、その分中位帯はストレスが増えていそうな気もします。
なので、攻撃アイテムに被弾しない立ち回りがより重要になるでしょう。
まだマリオカートワールドを持っていないという方は、この機にご購入してみてはいかがでしょうか。
Amazonなら少し安く購入できますよ。
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