マリオカートシリーズでは、キノコを使わずにショートカットをするNISCというテクニックが存在します。
マリカワールドはただ道を走るだけでなく、ガードレールや線路の上、柵、そして壁までも走ることができるのが特徴の作品。
そんなマリカワールドでは、発売して数週間でそういったテクニックを生かした様々な走法が発見されています。
クッパキャッスルというコースでもトンデモショートカットが発見されており、かなり強いショトカなのでぜひとも習得しておきたいです。
この記事ではそのクッパキャッスルの特大ショトカ・NISCのやり方を丁寧に紹介します。
- クッパキャッスルのNISCのやり方、成功させるためのポイント解説
- なぜ失敗してしまうのか?原因と改善策は?
そもそもNISCって?

NISCとは『No Item Short Cut(ノーアイテムショートカット)』の略です。
ニスクと読む人もいれば、エヌアイエスシーと読む人もいます。
本来アイテム(ダッシュキノコなど)を使わないとダートで詰まって行けないショートカットをアイテムなしで行くというテクニックです。
また、マリオカートワールドにおいては、柵や塀、ガードレールなどの上を走る『レールスライド』、壁を走る『ウォールラン』というテクニックを使用したNISCも多数存在します。
以下はマリオカート8DXに関する記事ですが、前作のNISC解説一覧と合わせてまとめていますので、よければご覧ください。
クッパキャッスルのNISCについて
マリオカートシリーズおなじみのクッパキャッスルですが、最新作・マリカワールドでも登場します。
その名の通りクッパ城の中を走るコースですが、今作は雲の中を通って行ったりとクッパキャッスルらしい豪快でカッコいいコースとなっています。
今回紹介するNISCはスタートしてすぐの位置でできるショートカットですが、結構難しいので練習を積んで感覚を掴む必要があるでしょう。
しかし、スタートから近い位置ということで、練習も繰り返しやりやすいですし、なんといってもすさまじいショートカットなのでかなり他と差をつけられます。
そのため、多少なりとも時間はかかってでも習得をしておきたいNISCです。
難易度は高いですが、この記事で詳しく解説しますので、ぜひ一緒に練習しましょう。
クッパキャッスルのNISCのやり方・ポイント解説
それではクッパキャッスルのNISCを解説していきます。
なお、YouTubeに解説動画を投稿していますので、そちらも見てもらえるとより分かりやすいかと思います。
- チャージジャンプをする際は柵にぶつかるくらいのタイミング
- 左側の壁にほんの少し触れる
- 着地時はジャンプアクションしない
1.チャージジャンプをする際は柵にぶつかるくらいのタイミング

まず、スタートを決めた後は最初のカーブでMT(ミニターボ)、次のカーブでSMT(スーパーミニターボ)という流れで走行します。
そのあとにNISCに入っていきますが、チャージジャンプを使用します。
チャージジャンプを溜め始めるタイミングは上記画像の位置。
この先の右カーブに入るところの右の角よりも、少し手前の位置から出ないとターボが溜まらないので、この位置は重要です。

チャージジャンプをする位置も重要で、右過ぎても左過ぎても成功できません。
ちょうど画像の位置あたりを目指しましょう。
動画の方を見てもらえればわかると思いますが、この柵になっている部分にややぶつかりながらジャンプします。
チャージジャンプをする際はスティックを左に倒しながら行いましょう。
2.左側の壁にほんの少し触れる

このようにジャンプをした際はやや目の前の柵にぶつかってしまいますが、気にしないでいいというかむしろこれが成功です。

ここでジャンプしたあとに左側の壁に一瞬触れることが重要で、ここができていないと成功できないと思われます。
壁に触れることによってちょっと車体がふんわりと浮き上がるんですね。
ウォールランの仕様的に、壁を走る際に上に上がっていくというものがありますが、そこを利用していることになります。
ここから奥の道まで飛ぶわけですが、結構な距離があるので壁に触れるのができていないと届かず落ちてしまいます。
まあ届かず手前で落ちたとしても、奥の道で復帰させてくれるのでそのあたりは優しい設計ですが…。
3.着地時はジャンプアクションしない

飛んだ後に真っ直ぐ綺麗に着地できるパターンもあるのですが、良い位置に飛べないこともあります。
その際は左か右かのジャンプアクションをして方向調整をしましょう。

真っ直ぐ綺麗に飛べていれば上入力orした入力のジャンプアクションでOKです。

そして最後の着地時ですが、ここから降りる際にジャンプアクションはしないようにしましょう。
ジャンプアクションをせずに、そのまま左ドリフトを開始します。
ジャンプアクションをしてしまう遠くに進んでしまって、かなりアウトコースに膨らんでタイムロスとなります。
ジャンプアクションをするとしても、左JAならまだいいかなという感じです。
ただ、そのままドリフト開始したほうがミニターボも溜めやすいしそっちの方が安定するでしょう。
クッパキャッスルのNISCを失敗する理由・改善方法

クッパキャッスルのNISCは難しいので様々な失敗パターンがありますが、主に以下の理由が考えられます。
- チャージジャンプをする位置が左過ぎor右過ぎ
- ウォールランができていない
- チャージジャンプを始めるのが遅すぎる
まず、チャージジャンプをする位置が左過ぎor右過ぎると失敗してしまいます。
左過ぎると壁に引っ付きすぎてグインと右側を向いてしまうため、届かなくなってしまいます。
右過ぎると壁に触れることもできなくなるので、ただマグマにダイブするだけになります。
ちょうどいい位置がどこなのかという感覚を掴めるよう練習しましょう。
次に、ウォールランができていないという点ですが、先ほどの2項目目で解説した壁に触れるという部分ができていないというパターンです。
壁に触れて車体を浮かせないと届かないので、ここは特に意識すべきポイントでしょう。
そして、根本的にチャージジャンプを始めるのが遅すぎるとターボが溜まらないので、飛ぶこともできません。
直前のカーブでSMTを溜めるのに時間がかかってしまって、そのせいでライン調整もできないしチャージジャンプの開始位置も遅くなってしまうというなら、SMTまで行かなくてもMTで妥協しても構いませんので、自分のタイミングを見つけましょう。
簡易版クッパキャッスルNISCの解説

上記で解説したNISCが難しい、成功率が安定しないという場合は、簡易版NISCを試してみましょう。
こちらならやや難易度が易しめになりますので、成功率を上げられると思います。
最低でも上の画像の位置からチャージジャンプを開始します。この位置よりも前のカーブのタイミングからでもいいです。

ラインを微調整しながら、こちらの位置でちょっと車体が浮いた瞬間にアクションを入れて大きくジャンプです。
ここのジャンプアクションは特にスティックは倒さずニュートラルでいいでしょう。

飛んだら壁に張り付いてウォールランができるので、真っ直ぐ走っていって、端まで行ったらジャンプアクションでコースに復帰します。
クッパキャッスルNISCの注意点

クッパキャッスルNISCは実践で決めやすい技かというと、1周目に関しては難しいかもしれません。
1周目は他のライバルも周囲にたくさんいて、もみくちゃにされるケースも大いに想定されます。
そのため、押されてライン確保ができなかったり、展開アイテムにぶつかって被弾したりなどでそもそもチャレンジすらできない可能性もあるでしょう。
このNISCはライン調整が重要になるので、周りにライバルがいないことを確かめてから挑戦しましょう。
そのため、2周目以降の1位を走っている際などに使用するとより独走できると思います。
まとめ:クッパキャッスルNISCを練習して独走しよう
以上、クッパキャッスルNISCのやり方を解説しました。
このコースは走っていて爽快感を感じられる良いコースですが、さらにNISCで他のユーザーとの差をつけることもできますので、ぜひ練習して習得してください。
難易度が高いため安定して成功できるまでは時間がかかるかもしれませんが、絶対に習得しておきたいショートカットです。
最後までご覧いただきありがとうございました。YouTubeの方もぜひ見てくださいね。
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