こんにちは。きんつばです。
パワフルプロ野球2024-2025のペナントモードにおけるコーチの育成力・分析力の詳しい効果について検証してみました。
コーチの能力は育成力・分析力の2つがあり、その仕様を知っているかどうかでペナントの攻略具合も大きく変わってきますので、ぜひ知っておいてほしい仕様です。
また、YouTubeに同じ内容の動画も投稿しているので、映像で確認したい方はをこちらをご覧ください。
※この記事はPS4版:Ver.1.13時点で作成しています。今後のアップデートにより仕様変更になる可能性があるためご注意ください。
コーチの能力についておさらい

まず、コーチの能力について軽く説明しておきます。
コーチは育成力と分析力がC~Sのランクで決まり、指導できる特殊能力と投手コーチのみ変化球が最大3個あります。
- 育成力・・・選手を育てる力に影響し、高ければ練習効率が高くなり、成長しやすくなる
- 分析力・・・選手の特性や成長タイプなどを見抜きやすくなる
指導可能な特殊能力と変化球は初期段階では1つもしくは2つ定められており、就任から5年経過した年の次のキャンプ前に留学が行けるようになり、そこで1つ増やせます。
留学に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、そちらを見ていただければ幸いです。
さらに、コーチ専用の特殊能力も習得することがあり、チームにとっていい影響を与えるものばかりになっています。
こちらはいずれまた別記事で紹介できればなと思っています。
また、選手引退からコーチ転身時のそれぞれの能力の決まり方については、以下の記事で解説していますので、よければあわせてご覧ください。
それ以外にもおすすめ初期コーチも紹介しています。
コーチの育成力の検証

では、育成力の検証から。
基本能力練習の差の比較
まずは、基本能力練習の差の比較を行います。
育成力Sのコーチで、練習設備レベル10の場合、コントロールFの選手だと当然矢印は最大まで見えています。

一方コチラの選手の場合は、コントロールEで矢印は3本まで表示されています。
この両投手で、育成力S~Cまで+練習設備10~1までを調べて、練習効率の矢印の本数がどれだけ変化するか比べてみました。その結果が↓

関の場合はそもそもの能力が低いので練習設備のレベルに関わらず一定でしたが、池の場合はS~Bのときはレベル5になったら矢印の数が1本減り、Cのときはレベル8の時点で減りました。
逆に言えば、レベル6もしくはレベル9から練習効率がアップしているということです。
なお、全て同じ年のオフに比較をしているので(じゃないと同選手での比較が意味をなさない)、分析力Sのコーチを用意できているのは育成力Sの時だけです。
育成力A~Cの時は分析力Aのコーチで確認しています。
なので、関の場合はA以下の時でも矢印4本の可能性があります。
この結果を見るに、育成力S~Bまでは全く差がみられませんが、これはもちろんこのサンプルとして確認した選手がこうなっただけという可能性もありますね。
育成力別・選手の成長速度比較検証
では、今度は育成力別に選手の能力の成長速度を比較していきます。

こちらは動画で使ったものをキャプチャして持ってきた画像ですが、3選手のコントロール練習と、一番下の選手は「コーチスタミナ練習」をさせたときの成長具合を比較しています。
こちらは育成力Sの場合で、それぞれ右側がシーズンオフの時点の能力です。
これをS~Cまで全て同じ条件で比較したものをまとめたのが↓

コントロール練習の3人に関しては、すべてほとんど差は出ませんでした。
これくらいなら誤差の範囲内だと思うし、乱数的なもので多少のブレが生まれるのだと思います。
ただし、注目したいのはコーチスタミナ練習の小南君。
AとSは60まで伸びて、BとCは55で止まってしまいました。
ここに関しては明確に差が生まれており、A以上でないと成長が遅くなっています。
YouTubeのコメントで「コーチの能力が高いと成長限界も迎えにくくなる」的なことを書かれていましたが、その可能性もあるけど真偽は不明です。「上限値が5ずつ変わる」と記載されいたけど、それならSとAが全く同じで止まるかな?とも思うし、ここは攻略本にも記載されていないのでわかりません。
ただし、コーチ練習において、もしくは一定以上の能力値になった時にコーチの能力による差が生まれ始めると解釈が出来るかと思います。
なので、育成力の差は全く無駄ではないということです。
とはいえ、「どれくらい成長しそうか」の目安にできるのは練習効率の矢印の数で、そこを見とけばだいたい把握できるという点は覚えておきましょう。
育成力別・選手の特殊能力習得速度比較検証

次に、特殊能力の習得タイミングの比較を行います。
これに関しては、もう結果からお出しすると、上記のようになりました。(ちゃんと検証したのかよ?と思う方は動画を見てください。)
コーチにしかできない四球(赤特)削除、緩急、アベレージヒッター、パワーヒッターの4つを比較しました。(すべてコーチ指導)
四球削除のみ、なぜかSが少し遅れを取っていますが、多分これも乱数的な差かなと。育成力Cのコーチ削除は契約更改時に出現しなかったので未確認。
それ以外の特能はほとんどがS→A→B→Cと少しずつ遅くなっているので、特能指導については確実に差があると言えます。
特にSは特筆すべき速さですね。パワーヒッターは育成Sの時しか1シーズンでは習得できませんでした。
ちなみに、緩急を選手の特能伝授で練習させたら、だいたい3/1から練習開始して日本シリーズ終了時点で半分から3/2の間くらいまでしか経験値が溜まりませんでした。
なので、コーチの特能指導はCですら非常に習得スピードが速いことが分かります。
絶対にコーチの特能指導は常に誰かで埋めておきたいですね。
コーチの分析力の検証
つづいて、分析力の検証に移ります。

まず、簡単に分析力SからCの違いを説明すると、最もわかりやすいのは練習画面の「練習の効果」の矢印の見え方です。
こちら上の画像は、打撃コーチが分析力C、守備走塁コーチが分析力Bの場合です。
分析力Cの場合は成長具合を表す部分が●になっていて、Bになると矢印が出てきます。
育成力検証の方で既にちょっと触れていましたが、分析力が高ければ高いほど矢印の数が増えていき、S→4本(最大)、A→3本、B→2本、C→0本(見分けられない)となります。
なので、分析力が高いほど選手の成長具合を見極めやすくなるので、効率的な練習をさせられるというわけです。

さらに、分析力Sのみ、成長限界も見極められるようになります。
このように、矢印にハイフン(横棒)がのっかっていて、グレー色になってます。
この状態だとこれ以上は成長しないという合図なので、他の練習をさせれば無駄になりませんが、A以下はこれが見えないので、成長しない能力の練習をさせ続けていたという事態が発生する可能性があります。
ちなみに、「おまかせ」だと全てグレーになってる場合でも、特定の練習を指示すれば成長するパターンもあるのでおまかせ状態で判断はしないように。

また、選手特性の判別にも影響して、これが分析力Sの場合で、この年の契約更改で分析力Bのコーチに変更したとします。↓

そしたら、「守備型」という選手タイプが消えてしまいました。コーチ間で引継ぎとかしろよ…と思うけど、まあ現実でもせずに辞めるか…。
育成力B以下は選手タイプを見極められないということになり、さらにCになると、成長タイプもわからなくなります。
成長タイプは30歳過ぎた普通or早熟の選手か、衰退期の選手だけが判別可能です。(逆にこれを利用すれば、1年目開始時に既存選手の成長タイプ晩成をリセマラして引くこともできる)
打撃コーチと守備走塁コーチの分析力が異なると、得意な分野の選手をその打撃コーチが担当して判別する感じです。
例えば、打撃コーチS,守備走塁コーチCの場合、パワー型の選手だったら打撃コーチの分析力が優先されて、選手タイプから成長タイプまでわかりますが、スピード型の選手は全然判別できない、みたいな。
その他、新入団選手の選手特性見極め具合や、選手タイプ・成長タイプの見極め速度に差が生じてきます。能力が高ければ高いほどシーズン途中の早い段階で判別できるので、やはり分析力は高いことに越したことはありません。
結論:分析力は絶対にSにしたい
以上、ペナントのコーチの育成力・分析力の検証&解説でした。
結論申し上げますと、育成力も分析力もどちらもS欲しいけど、どっちを最優先とすべきかと言えば分析力Sです。
分析力Sになることで得られるメリットが多すぎるので、絶対に分析力Sのコーチを使いたいというのが私の個人的な感想になります。(しかし15年以上経過すると能力が衰えるのが辛い所…)
とはいえ、育成力もコーチ特能の習得速度にかなりの差がでるので、こちらも無視できません。
やはり「コーチに向いている」特性を持つ選手をコーチ就任させて、留学でSS完成させるのが最も手っ取り早いですね。
ペナントのコーチ解説の記事は結構需要ありそうなので、この検証についても記事にしてみました。他にもコーチ解説記事投稿しているので、よければこちらも参考にして下さい。
≫【パワプロ2025】ペナントコーチの留学・衰え・AA確定選手解説
≫【パワプロ2025】ペナントおすすめ初期コーチを解説!小技も紹介
















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